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外壁塗装のよくあるトラブル

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外壁塗装は、消費者トラブルの相談が後を絶たない分野の一つです。トラブルの原因には、外壁塗装に関する知識不足や、業者選びのミスが挙げられます。契約後に後悔しないためにも、事前に注意点を知っておくことが大切です。この記事では、外壁塗装でよくあるトラブルや悪徳業者の営業手口、トラブルを未然に防ぐための対策を解説します。

外壁塗装で多発するトラブル例

外壁塗装では、工事前の契約から施工中の対応、工事後の仕上がりまで、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。ここでは、特に多いトラブルを「工事前・工事中・工事後」に分けて詳しく紹介します。

工事前

外壁塗装では、工事が始まる前から近隣住民とのトラブルに発展するケースがあります。特に注意したいのが、施工時に発生する騒音や塗料の臭い、高圧洗浄による水の飛散です。足場の設置や高圧洗浄では大きな音が出ることがあり、塗装中は塗料特有の臭いが周囲に広がる場合もあります。また、高圧洗浄の水や汚れが隣家や車、洗濯物などに飛散すると、苦情につながる可能性があります。工事前に近隣へ施工期間や作業内容を説明し、必要に応じて養生や飛散防止対策を行うことが大切です。

工事中

外壁塗装の工事中は、職人のマナーや配慮不足が原因でトラブルになることがあります。たとえば、作業車の路上駐車や敷地内での喫煙、整理整頓の不備などが、近隣住民や施主の不満につながるケースです。また、塗装後に「選んだ色とイメージが違う」と感じるトラブルもあります。色見本帳の小さなサンプルだけで判断すると、実際の外壁では面積効果や光の当たり方によって色の印象が変わることがあります。施工前に大きめのサンプルで確認し、職人のマナーや現場でのルールについても業者に確認しておくことが大切です。

工事後

外壁塗装の工事後に起こりやすいのが、施工不良や追加費用をめぐるトラブルです。施工からわずか1〜2年で塗膜が剥がれたり、ひび割れや色ムラが目立ったりする場合、下地処理や塗装工程などに問題があった可能性があります。また、「想定外の補修が必要になった」などの理由で、見積もりに記載されていない追加費用を請求されるケースにも注意が必要です。工事後のトラブルを防ぐためにも、契約前に追加工事が発生する条件や費用、保証内容を確認しておくことが大切です。

悪徳業者に多い危険な営業手口と見分け方

外壁塗装では、突然訪問してきたり、「今すぐ工事しないと危険」と不安をあおったりする悪徳業者によるトラブルにも注意が必要です。契約を急かすなど、営業手口にはいくつかの特徴があります。ここでは、悪徳業者に多い危険な営業手口と、その見分け方を紹介します。

訪問販売での不安煽り

外壁塗装の訪問販売では、「このままでは雨漏りします」「今すぐ修理しないと大変なことになります」などと不安をあおり、契約を急かす営業手口に注意が必要です。外壁の状態を十分に確認しないまま、緊急性を強調してその場での契約を迫るケースもあります。しかし、外壁の劣化状況によっては、すぐに塗装工事が必要とは限りません。焦って契約せず、まずは業者の説明を聞いたうえで、複数の業者に点検や見積もりを依頼して比較することが大切です。

極端な値引き

外壁塗装では、「今日契約していただければ足場代15〜20万円相当を無料にします」など、極端な値引きを提示して契約を急かす営業手口にも注意が必要です。一見するとお得に感じますが、最初から値引きを前提に高額な見積もりを提示していたり、値引き後も相場より高い金額になっていたりする可能性があります。また、契約を急がせるための口実として値引きを利用しているケースもあります。「今だけ」「本日限定」といった言葉に惑わされず、値引き前後の金額や工事内容を確認し、複数社の見積もりと比較しましょう。

おおざっぱな見積書

外壁塗装の見積書は、工事内容や使用する材料が具体的に記載されているか確認することが大切です。「外壁塗装一式」のようにまとめて記載され、塗料の商品名や塗布面積、塗布回数などが明記されていない見積書には注意しましょう。内容が曖昧なまま契約すると、想定していた塗料とは異なるものが使われたり、必要な工程が省かれたりする可能性があります。また、後から追加費用を請求されるケースもあります。契約前に不明な項目があれば業者に説明を求め、工事内容と金額が明確な見積書を出してもらいましょう。

トラブルを未然に防ぐための防止策

外壁塗装のトラブルを未然に防ぐには、契約前から工事内容や業者の対応を慎重に確認することが大切です。まずは1社だけで決めず、複数の業者から相見積もりを取り、費用や施工内容を比較しましょう。塗料の色を選ぶ際は、色見本帳だけで判断せず、実際の外壁に近い大きさのサンプルを屋外で確認すると、完成後のイメージとのズレを防ぎやすくなります。また、工事前には業者と一緒に近隣への挨拶を行い、騒音や臭い、工事期間などを事前に伝えておくことも重要です。契約内容や追加費用の条件、保証期間・保証範囲などは必ず書面で確認してから契約しましょう。

万が一トラブルが起きたときの相談窓口

外壁塗装の契約や工事をめぐってトラブルが発生した場合は、業者と直接交渉を続けるだけでなく、第三者の相談窓口を利用することも大切です。特に、契約を急かされた場合や不当な追加請求を受けた場合は、早めに相談することで適切な対応につながる可能性があります。主な相談先や制度は以下のとおりです。

  • 住まいるダイヤル(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター): 国土交通省の指定機関。専門家への無料電話相談が可能。
  • 国民生活センター(消費者ホットライン 188): 契約問題や悪質商法の相談窓口。
  • クーリング・オフ制度: 訪問販売で契約した場合、契約書面受領日から8日以内であれば無条件解除可能。

外壁塗装のトラブルは契約前チェックと業者選びで防ぐ

外壁塗装のトラブルの多くは、契約前の確認や業者選びを慎重に行うことで防ぐことができます。訪問販売で不安をあおられたり、極端な値引きを提示されたりしても、焦ってその場で契約を決めないことが大切です。複数の業者から相見積もりを取り、費用だけでなく、塗料や施工内容、保証まで丁寧に比較しましょう。また、色や工事内容についても事前にしっかり打ち合わせを重ね、疑問点を解消しておくことが重要です。信頼できる業者を慎重に選び、契約内容を確認することが、安心して外壁塗装を進めるためのポイントです。

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