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外壁のクリア塗装について解説

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外壁塗装とは一般的に、外壁に新たな色を塗り重ねる施工のことを意味します。しかし外壁塗装の中には「クリア塗装」と呼ばれるものもあり、もとある外壁の雰囲気をそのまま残して、外壁の耐久性を高められます。

ここでは、東京で外壁塗装の依頼を検討されている方に向けて、外壁のクリア塗装について解説します。

外壁のクリア塗装とは?

外壁の色を活かせるクリア塗装

外壁のクリア塗装とは、無色透明の塗料を使用する塗装方法のことです。無色透明でない塗料では、どれほど似せようとしても、もとの色・柄とは異なってしまうことが少なくありません。そのためクリア塗装は、もとからある外壁の色や柄を活かして、雰囲気を変えずに外壁塗装したい場合に有効な方法と言えます。

特にデザイン性の高いサイディング外壁や、柄・模様などがある外壁に広く用いられる塗装です。もとの色・柄を活かしながら、外壁の耐久性を高められます。

外壁クリア塗装の施工方法

外壁のクリア塗装は、色をつける一般的な塗装に比べると塗りが1回少ないという特徴があります。足場をかけたり、外壁を洗浄したり、下地を補修したりする工程があることは同じです。しかし、その後のクリア塗装は2回です。

通常の色がつく外壁塗装では、下塗りをした後に中塗りをし、その後上塗りをするという3回の塗装工程が一般的ですので、外壁のクリア塗装では塗装工程が1回分少なくなります。

外壁のクリア塗装を依頼する際の注意点

施工できない外壁があること

外壁のクリア塗装を依頼する際には、施工できない外壁があることを知っておいてください。たとえば光触媒コーティング・無機コーティング・フッ素コーティングが施されているサイディングには外壁塗装ができません。またコーキングへの塗装ができないことにも注意が必要です。

事前に外壁を確かめてもらい、クリア塗装ができるかどうかを判別してもらった方が良いでしょう。

劣化した外壁には施工できないことがある

外壁の塗装により、チョーキング現象が進行していたり、ひび割れができていたりする外壁にはクリア塗装ができないことがあります。

もしひび割れが発生していた場合、補修して顔料を含む塗料を塗れば補修跡を隠せます。しかし、クリア塗料は透明であるため、補修した跡が残ってしまうというデメリットがあるのです。またチョーキング現象が起きていた場合、ぼやけた雰囲気に仕上がってしまうことも。

劣化している外壁では、クリア塗装が適さないかもしれません。事前に外壁の状況を診断してもらい、クリア塗装の可否を判断してもらいましょう。

外壁にクリア塗装を検討しよう!

外壁へのクリア塗装は、従来の色や柄を活かしたい場合に効果的な施工方法です。しかしデメリットや注意点があることも忘れてはなりません。コーティングされたサイディング外壁や、劣化した外壁には塗装が施せないことがあるためです。クリア塗装を希望するなら、現状の外壁で塗装が可能であるかどうか、あらかじめ業者に確認してもらった方が良いでしょう。

しかし東京で外壁塗装を依頼する際に知っておきたいことは、これだけではありません。以下のページでは東京で外壁塗装を依頼する際にあらかじめ知っておきたい基礎知識を紹介しています。外壁塗装のガイドや業者紹介などを掲載していますので、依頼する前の参考としてぜひご覧ください。

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